AkrosにはIT企業やWeb開発会社へのインターンシップを狙って、大学2年生または3年生でWeb開発を学んでいる学生がいる。
web開発企業のインターンの特徴
一般職・総合職への大学生インターンのワンデーインターンや3日~5日などのインターンは企業文化や仕事にふれ、興味を持ってもらう事が目的だが、IT企業やweb制作会社の場合、そのような短期インターンよりも、むしろ給料の出る長期のインターンが多い。
長期インターンで一連の開発を体験できる
web開発会社やIT企業のインターンの特徴に、3ヶ月〜半年のインターンに参加するとプロジェクトのキックオフからローンチまでの開発チームのワークフローを実体験することができる事が挙げられる。インターン中に成果を出した学生には本採用でお声がかかる事が多い。そのためにはある程度のスキルを習得していなければならない。
長期インターンに参加するための必須スキル
開発部門によるが、AkrosのメインカリキュラムであるWebフロントエンドに焦点を絞って解説すると、エンジニア系であればhtml+css+JavaScriptが理解できていてReactかVue.jsなどのフレームワークをどれか1つ学んでいることが望ましい。また、美大生であってもFigmaやXDなどのインターフェイスデザインツールを使いこなしている事、html+css+JavaScriptがある程度書けることが望ましい。
大学生のインターンは8月から始まる
大手企業のインターンは3年生の夏から始まる。逆算すると勉強は2年生の夏休み、または春休みから始めるのがいい。現在受講中の美大生は受講を始めたのが6月だが、8月開催のインターンの募集は6月から始めている会社が多い。募集にはスキルシートへの記入が必須であるが、html css JavaScript React Vue.js また、デザインツールのadobe photoshop, Illustrator, In Desigon, XDなどの項目が書かれている事が多い。6月からだとスキルシートが真っ白な状態で提出しなければならず、選別される事が難しい。彼の場合、参加する8月末までに学び終える覚悟でhtmlとcss、そしてJavaScrptにもチェックを入れたそうだ。それにしても2ヶ月しかなくJavaScriptはさわりしか学べず終わりそうだ。
インターン生になるためにはスキルは必要か?
情報系やデザイン系学生はある程度大学で学んだスキルがあると思うが、即戦力になるスキルとは言い難いものが多い。なので大学での勉強とは別にweb開発系のスキルを習得しておく事が望ましい。
エンジニア系スキルは自習できる
Pro GateやUdemy、または「模写修行」など、デザイナーが製作したXDファイルのプロトタイピングをダウンロードしてhtml+css+JavaScriptを組み立てていくという実践系の自習サービスで勉強する事ができる。
スキルシートに幾つチェックが入れられる?
大学生の長期インターンシップへの参加条件は、インターンシップに参加してもらうプロジェクトへ関わるための必須スキルがある。スキルセットは固定されている訳ではないがプロトタイプデザインツールのXDかFigmaが使えるのであればwebページの骨格であるワイヤーフレームからの構成を任されるかもしれない。
デザイン系美大生が大学で教わるスキルのみでも勝負できる?
デザイン系学部の学生ならadobeのphotoshop Illustratorのオペレーションは学んでいる。ただし、あまりweb使用についてのスキルを教える学部はない。現在受講中の学生も把握していなかった。
大学で教えるデザインと企業で求められているデザインの違い
大学で作品に求められている事は「自己表現」であり、デザインを通じて自分のデザインで何を発信したいかを学ぶが、実はそんな事は仕事で求められる事はない。そこが美大出身の講師として美大に感じているギャップであり、美大の講師には今も変わらずアートとデザインの切り分けができていないと感じる。
UI/UXデザインやwebデザインは自習できるのか?
chot.designという自習サイトがあり、webデザインについて詳しく学ぶ事ができる。構成方法やadobeの各種ツールのweb仕様の設定方法何から何まで自習で学ぶ事ができる。
自習でスキル身につけるのに必要な期間
インターンシップで求められているスキルを身に付けるのは自習では4ヶ月以上かかると思った方がいい。それでも足りない事がある。自習サイトであれば2周3周しなければ覚えられない。6月に募集が始まることを考えると2年生のうちから準備をしておくのが望ましい。
自習サイトで身につくスキル
自習サイトで身につくのはスキルだ。言葉は悪いがIT工というロールがある。ITやweb開発の現場で、組立工員となって働くロールだ。インターンシップで体験できる多くのことは、組立工員となって働くことだ。有給なのでバイトと思っていい。
長期インターンは低賃金のバイト要員?
実は企業はもっと上流の事を学生に期待している。それは「新しい世代の発想」だ。企業の中には高校生をインターンシップに募集するところもある。組み立て工員を募集しているのなら、アルバイトや派遣社員で熟練者を雇った方が遥かに効率がいいからだ。企業は新しい道を切り開いてくれる大学生インターンに期待している。
企業の求めるインターン生像
web開発環境は目まぐるしく進化している。おそらくどの業界よりも進化が早いだろう。企業は常にアンテナを貼り、新しい技術を知って使いこなそうを思っている学生を採用したいと思っている。そして、数回の面接やポートフォリオを見ただけではわからないその学生の可能性をインターンシップで見極めようとしている。
企業の求めるインターン生になるためには
新しいものの考え方、あるいは現在使われているフレームワークやスキルセットより新しい技術を知っている、あるいは試している事に加え、キックオフしたチームで自分はどのように立ち振る舞い、どのようなツールを使ってコミュニケーションを図りバージョン管理をしていくのかを学んでいることだ。それら、自習サイトで勉強できない事を習得する方法をAkrosは、受講生に講座の中で実案件の製作チームの一員となってもらうことで実現している。
インターンを目指している美大生・情報系学生の方々は、なるべく2年生の内に無料体験カウンセリングを受けてみる事をお勧めする。
The post 【実録】情報系学部・美大生のインターン【攻略法】 first appeared on Webデザイン・プログラミングオンライン個別指導のAkros.